即時の正しい理解を

即時融資の四文字は確かに魅力的なサービスと映りますが、時にこの表現の意味の解釈を間違えてしまい、利用のメリットを活かせぬどころか、結果的に所定の利息を更に背負い込んでしまうだけの展開となる方も見られ、十分な注意が必要です。

即時融資は申し込みと同時に、所定の口座に希望融資額が入金されるサービスではありません。一昔前まだインターネットや無人対応機が普及していなかった時代であれば、基本は郵送もしくは店頭に足を運んでの融資申し込みが不可欠であり、前者であれば最低でも数日後、来店形式でも折り返しの本人確認後の対応であり、即時どころか即日対応も難しくて「当然」でした。

キャッシングサービスを提供する各金融機関が謳う「即時」とは、自社内で可能な限りの迅速な対応を簡潔に表現した言葉であり、当然然るべきタイムラグの発生は防ぎ切れません。更には金融機関の営業時間外とのタイミングの問題、審査の結果、希望額全額の融資が叶わず、部分融資の審査結果となった場合など、さまざまなケースを想定の上で、何よりも確実な返済を絶対条件です。特に何が何でも申し込み当日中の現金調達が必要不可欠な場合、万一間に合わなかった場合は取り返しがつきません。全てのキャッシングサービスに共通する基礎知識として、入金対応までに要する時間には十分余裕を持った逆算が欠かせません


急な資金調達に際して

キャッシングサービスを利用する以上、誰もが希望するポイントはズバリ、利息が少しでも小さく、出来れば無利息がベストである点と、1分1秒でも早い融資対応の2点に他なりません。ちなみに前者に関しては、昨今のキャッシングサービスを提供する金融機関の乱立とも言える競合状態から、新規利用者獲得目的で「一定期間内の完済であれば無利息」「1回目の利用に関しては〇〇日以内無利息」などの特典も見られています

対して融資に要する時間ですが、こちらは必ずしも金融業者が謳う通りとは限らず、あくまで目安として捉えての利用が求められます。それまで接点の無かった金融業者のキャッシングサービスの利用に際しては、どの会社でも必ず、所定の審査をパスする必要があり、この作業に要する時間が一定とは言えません。混雑時であれば当然時間を要しますし、審査結果が可否のボーダーラインと判断されれば、最終判断に時間を要して当然です。

更には入金先の金融機関が休業日の土日祝とタイミングが重なれば、キャッチコピーの「即日融資」は実質不可能です。この四文字に関しては、あくまで「金融業者側が申し込みから即日何らかの対応をする」と解釈の上、緊急時の利用に際してもタイムラグを頭に置いた活用が求められます。

【参考HP】NOLOAN:キャッシングサービス
24時間即時融資可能です。


消費者金融の即時融資

それまで接点の無かった消費者金融のキャッシングサービスを新たに利用するに際しては、所定の審査をクリアする必要があり、この審査に要する時間に関しては、各々の金融機関の流れに沿っての対応となります。結果として大至急現金を準備すべく申し込んだとしても間に合わず、後になって入金された結果、所定の利息が生じてしまう展開もゼロとは言えません。勿論これは利用者側が時間的余裕を持って、あるいは既会員として速やかにキャッシングサービスが利用可能な状況を整えておく事で善処出来ますが、事情によっては即時融資サービスが頼みの綱となる場面が避けられないのも事実です

今日複数の消費者金融が、自社サービス利用の大きなメリットとして「即時融資」を謳っています。ただこの「即時」が果たしてどの程度の時間感覚なのか、土日祝など金融機関の休日の場合はどうなるのかなど、私達が抱く「即時」のイメージ通りとは限らない可能性も十分想定されます。具体的に「最短〇〇分融資」などの文言を掲げる金融機関も見られますが、あくまでも「最短」であり「確約時間」ではない点を踏まえておかねばなりません。

同じキャッシングサービスを活用するのであれば、僅かでも早い入金対応が嬉しいのは、全利用者に共通する部分です。ここでは即時融資で人気を博す消費者金融を、利用者である私達の立ち位置から検証すると同時に、サービスの利用に際しての注意点の確認作業を進めてみたいと思います。